HPVワクチン
検査・ワクチン
![新宿駅前ひまわりレディースクリニック HPVワクチンを接種する女性](https://static.wixstatic.com/media/7ea127_8b846d0cfdf5473a9f6bca5d55f9fefb~mv2.jpg/v1/crop/x_198,y_308,w_781,h_585/fill/w_600,h_450,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,enc_auto/8-%E4%BF%AE%E6%AD%A3.jpg)
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子宮頸がんの予防
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9歳以上の女性が対象
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計3回の接種
子宮頸がんとは?HPVワクチンとは?
子宮頸がんは、子宮の入口付近である子宮頸部にできるがんです。
原因はヒトパピローマウイルス(HPV)の感染で、HPVワクチンの接種によって予防が可能ながんです。
![新宿駅前ひまわりレディースクリニック](https://static.wixstatic.com/media/7ea127_fde082e5d5574478a31c3ad89ef5f404~mv2.jpg/v1/crop/x_543,y_37,w_286,h_286/fill/w_140,h_140,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_3,enc_auto/6-%E4%BF%AE%E6%AD%A3_%E7%AC%91%E9%A1%94.jpg)
子宮頚がんとは?
子宮頸がんは近年国内での患者数・死亡数がともに増加している病気です。特に20~40代の罹患が増加しています。子宮頸がんの95%以上は、ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染が原因です。
子宮頸部に感染するHPVの感染経路は、性的接触と考えられます。HPVはごくありふれたウイルスで、性交渉の経験がある女性のうち半数以上が、生涯に1度は感染すると考えられる一般的なウイルスです。そのうち一部の女性が子宮頸がんを発症することになります。HPVに感染してから子宮頸がんに進行するまでの期間は、数年~数十年と考えられます。これらの異形成は、一般的に症状が出現しないため、子宮頸がん検診で見つけられます。しかし、がん検診を受診しないと、気づかないまま、子宮頸がんに進行することがあります。子宮頸がんは、ワクチンでHPVに感染しないように予防すること、がん検診でがんを早期発見・早期治療し、子宮頸がんによる死亡を予防することができます。
HPVワクチンとは?
日本でのHPVワクチンは、これまでは2価、4価ワクチン(ガーダシル)が接種されてきましたが、2021年2月24日に9価ワクチン(シルガード9) が販売開始となりました。
9価HPVワクチンは2014年12月にアメリカで承認され、2020年7月現在、世界80以上の国又は地域で承認され、公費助成によるプログラムが実施されています。
2価、4価のHPVワクチンでは65%程度の子宮頚がんしか予防できません。9価のHPVワクチンでは90%以上の子宮頚がんを予防できます。当院では国産9価ワクチン(シルガード9)のみ取り扱っております。
![HPVワクチンに含まれるウイルスの型.png](https://static.wixstatic.com/media/7ea127_8f6895a07d464fecb91f2d7ae3e63992~mv2.png/v1/fill/w_65,h_40,al_c,q_85,usm_0.66_1.00_0.01,blur_2,enc_auto/HPV%E3%83%AF%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3%E3%81%AB%E5%90%AB%E3%81%BE%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%81%AE%E5%9E%8B.png)
HPVワクチン接種の費用は?
国産9価ワクチン(シルガード9)
1回接種 30,000円(税別)
3回接種 90,000円(税別)
HPVワクチン接種の流れ
2. HPVワクチン接種
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3回接種です。
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2回目は初回接種から2か月後、3回目は初回接種から6か月後です。
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筋肉注射です。
※初回接種終了後に、当院Web予約サイトからHPVワクチン2回目の予約(初回接種から2ヶ月後)、3回目の予約(初回接種から6ヶ月後)をお願いします。何らかの理由で上記スケジュールでうてない方は、2回目を1回目から最低1か月以上、3回目は2回目から最低3カ月以上あけて接種をするようにしてください。
HPVワクチンの副反応は?
注射部位が赤くなったり腫れたりすることがあります。
![新宿駅前ひまわりレディースクリニック](https://static.wixstatic.com/media/7ea127_fde082e5d5574478a31c3ad89ef5f404~mv2.jpg/v1/crop/x_543,y_37,w_286,h_286/fill/w_140,h_140,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_3,enc_auto/6-%E4%BF%AE%E6%AD%A3_%E7%AC%91%E9%A1%94.jpg)
他のワクチンと比べて特に起こりやすい副反応などはありません。
HPVワクチン接種後には、接種部位の痛みや腫れ、赤みなどが起こることがあります。
非常にまれですが、重い症状(重いアレルギー症状、神経系の症状) ※が起こることがあります。
※重いアレルギー症状:呼吸困難やじんましん等(アナフィラキシー)、神経系の症状:手足の力が入りにくい(ギラン・ バレー症候群)、頭痛・嘔吐・意識低下(急性散在性脳脊髄炎(ADEM))等
他のワクチンとの関連は?
国産9価ワクチン(シルガード9)は不活化ワクチンという種類です。
![新宿駅前ひまわりレディースクリニック](https://static.wixstatic.com/media/7ea127_fde082e5d5574478a31c3ad89ef5f404~mv2.jpg/v1/crop/x_543,y_37,w_286,h_286/fill/w_140,h_140,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_3,enc_auto/6-%E4%BF%AE%E6%AD%A3_%E7%AC%91%E9%A1%94.jpg)
一般的に生ワクチンといわれるワクチン(はしか、風疹、水痘、おたふくなど)を打ったあとは、どんなワクチンでも4週間あける必要があります。
生ワクチン以外のワクチンとは、間隔をあける必要はありません。例えば前日にインフルエンザワクチン(不活化ワクチン)を打っていても、問題はありません。
新型コロナウイルスワクチンは、「どんな種類のワクチンも、接種前後は2週間間隔をあけましょう」と推奨されています。
今後変更になる可能性はありますが、コロナワクチンを接種する2週間前後は、シルガード9の接種は避けるよう計画を立てましょう。